シトルリンは元々は医薬品

シトルリンの開発の歴史と有用性シトルリンは1930年に発見され、人体内ではミトコンドリアで行われる尿素回路において存在しています。2007年までは医薬品として扱われていましたが、シトルリンは2007年の8月以降にサプリメントで使えるようになり、精力剤や増大サプリにも一気に利用されるようになりました。

健康面においてそれほど害はないとされており、シトルリンだけのサプリメントが作られていることもあります。このシトルリンは、血行促進や血液循環の改善に働きかけてくれるとされており、ペニスの海綿体組織に流れ込む血液量をアップさせて勃起力を復活させてくれると期待されています。

もとが医薬品だったので、それだけ効果は期待できますが、必ずしも誰でも同じような効果があるわけではないため、まずは実際にシトルリンを含んでいる増大サプリなどを利用してみて試しましょう。

シトルリンは1日800mg

シトルリンはアミノ酸の一種なので、過剰摂取によるリスクはほとんどありません。しかし、多く摂取した所で、余計に摂取した分はそのまま代謝されて体の外に出ていってしまうので、1日800mgほどを目安にして摂取しましょう。

増大サプリの多くも、この1日800mgを摂取できる分量を用法用量として設定しており、1日2粒、1日4粒飲むのを勧めている場合は、それで1日800mgに近いシトルリンを摂取できると考えて良いでしょう。

シトルリンだけでさまざまな勢力増強効果が得られるわけではなく、ペニス増大なども期待するには、アルギニンや亜鉛などの成分もバランス良く摂取する必要があります。

シトルリンはスイカに多い

シトルリンは最初スイカから発見されました。ウリ科の植物に含まれているとも言われますが、スイカ1玉食べても十分な量のシトルリンを補給できるわけではないので、サプリメントを利用しないと補給するのは難しいです。

シトルリンは人体内の細胞の中にあるミトコンドリア内で常に生合成、再利用されているため、よほどのことがないと不足することはないですが、シトルリンの代謝に伴って血液の流れが良くなり、血管拡張も期待できるでしょう。

血行促進は健康上とても大切なことで、摂取した栄養素を全身に巡りやすくしたり、冷え性の予防になってくれたりするため、適度な運動、栄養バランスの良い食生活と合わせていくとよいでしょう。

シトルリンはもとは医薬品でしたが、今はサプリメントにも使える成分となって、幅広い分野で応用されています。