BCAAはどれくらい必要?

BCAAの1日の推奨摂取量BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類などで、一般的な食品から摂取するタンパク質中のアミノ酸の中でも最も割合が多いです。このBCAAは生きるためにも必要で、インスリン分泌、筋肉のタンパク質合成などにも関係しているとされています。

このBCAAを摂取していると、運動時に筋肉のタンパク質が分解されにくくなり、筋タンパク質を守ってもくれるため、精力剤や増大サプリとしても補給しておくと良い栄養素です。

このBCAAは過剰摂取するほどになることはなく、1日に8000mg程度摂取しても問題はないでしょう。ただし、むやみに摂取しても意味はなく、運動量、運動強度などに応じて適切に摂取する必要があり、一般の方は1日に2000mgから3000mgも摂取できれば十分です。

体力アップやスタミナアップに役立つ

BCAAは性機能のサポートにも欠かせません。人体の幅広い部位に必要なアミノ酸を補給できると、当然長続きしやすくなり、疲れにくい体にも出来ます。

これは男女ともに必要なもので、しっかり継続して補給することで疲労が残りにくくなり、結果的に精力剤としての支えになってくれる成分です。

運動前や運動後の摂取でバランス良く補給するのが望ましいです。運動前に2000mg、運動後にも2000mg補給できるだけでも十分効果に期待ができます。

血中のBCAA濃度はそれらのアミノ酸を補給してから30分ほどで最大になるため、比較的即効性はありますが、その後緩やかに濃度が減少していきます。摂取量が多いほどアミノ酸BCAAの持続時間が伸びるので、摂取タイミングが大切になります。

どんな食材に多い?

BCAAは牛肉や鮪の赤身、鶏卵に多く含まれており、コスパが良いのは鶏卵を食べることです。にわとりの卵を2個食べればBCAAは2000mgほど補給できていることになるので、毎日鳥の卵を食べるのはとても健康に良いです。

主に動物性蛋白質に含まれているので、大豆由来のタンパク質だけ摂取しても十分量にはならないため、それぞれの体質やアレルギーの有無、予算や食生活に合わせて工夫すると良いでしょう。鮪の赤身ならば40g食べればBCAAを2000mg摂取でき、牛肉なら70g、鶏卵なら2個で補給できます。

また、プロテインサプリメントやプロテインゼリーなどで補うことも可能で、BCAAは、増大サプリや精力剤に頼らなくても摂取できる栄養素として魅力的です。まずは食生活の改善からはじめて、精力剤や増大サプリで追加で補うようにしましょう。